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園だより『元気いっぱい 2025年12月号』

  • fk-studio
  • 18 時間前
  • 読了時間: 2分

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【保育の道を志す、若い仲間たちへ】


〜小さな子どもを育てる父母の思いに繋ぐ〜


あなたが「保育の道に進みたい、進み続けよう」と思ったその気持ちに、まずは敬意を伝えたいと思います。

子どもが育つ場に関わろうとすることは、人の未来に寄り添うということです。

それは、とても勇気のいる、大切な選択です。


保育の仕事は、すぐに結果が見える仕事ではありません。

できることが増えることだけが子どもの成長ではなく、

「やってみたい」「できるかはわからないけれど、挑戦してみる」

そんな小さな意欲が芽生えた瞬間に、未来の光が宿ります。


子どもたちは、よく見て、よく聞いて、よく感じています。

私たちは、その発見を奪わないように気をつけながら、

そっと支え、ときには下がり、必要なときにだけ手を添えます。

“教える人”ではなく、“一緒に気づき合う人”として。


保育者もまた、同じです。

失敗してもいい、迷ってもいい。

私たちは、子どもと一緒に成長していくのです。

あなたの見方や感じ方は、子どもたちの世界を拓く力になります。

うまくできるかどうかではなく、

子どもを大切に思うその姿勢こそが、あなたを保育者にしていきます。

そして、子どもたちの「見える世界」が広がるように、力を注ぎましょう。


大人も、子どもも、園という場で、よいところが重なり合い、響き合ってこそ、子どもたちは清々しく育っていくのです。


どうか、自分自身の発見も大切にしてください。

感じ、考え、分け合い、喜び合える仲間と共に、

子どもたちと明日をつくっていくために。



法人理事、1歳2歳統括担任 小林浩子

 
 
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